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ウェブアクセシビリティへの対応がSEO対策に繋がる!?を自社サイトで検証してみた

こんにちは!ネモフィラ営業Hです。
ウェブアクセシビリティへの対応はSEO対策にも繋がると聞いたことはありませんか?
以前の取り上げた記事でも、ウェブアクセシビリティ対応することのメリットの1つとして挙げさせて頂きました。
参考:Webアクセシビリティ対応は一挙両得ならぬ、一挙三得
しかし、特に根拠が示されないと“本当にウェブアクセシビリティへの対応がSEO対策に繋がるの?”と思いますよね。今回は実際にウェブアクセシビリティへの対応はSEO対策に繋がるのか、自社サイトで検証してみようと思います。

そもそも前提として、SEO(検索エンジンの最適化)対策とは検索した際に検索結果の上位表示されるようにすることを指しますが、いったいどうしたら“ウェブアクセシビリティ対応がSEO対策に繋がるか”を判断できるでしょうか?

■今回の検証方法について

  • 手順①:ネモフィラのコーポレートサイトのウェブアクセシビリティの改善具合を数値で表す。
  • 手順②:①と同じ期間内に、ネモフィラのコーポレートサイトが自然検索によって表示された回数をGA4(Google Analytics 4)で確認する。

この上記の手順①②で確認できた数値を見比べることで、ウェブアクセシビリティへの対応が自然検索での表示された回数の上昇に繋がっているか(=SEO対策出来ているか)を検証します。

■ネモフィラでのアクセシビリティ対応の変遷

まずは①ネモフィラコーポレートサイトのアクセシビリティの改善具合を数値で見てみましょう。
ネモフィラは独自のUI検証ツール、ISSOを開発・運用しています。ISSOには6つの検証機能(Quality、Accessibility、SEO、Link、Contents、Layout)が搭載されていて、問題が発生している箇所を表示できます。そしてさらにQuality・Accessibility・SEOについてはスコア化することも可能です。
このISSOの結果や専門スタッフの目視確認をすることで、ネモフィラはウェブサイトのアクセシビリティ対応・改修に日々努めています。
今回は昨年の8月と今年の5月にAA準拠想定で全ページ検証した結果を確認してみましょう。

2023年8月<41ページ> AA準拠基準

スコア:クオリティ30点アクセシビリティ94点

2024年5月<58ページ> AA準拠基準

スコア:クオリティ99点アクセシビリティ99点

スコアを見てみると、昨年の7月から今年の5月にかけてQuality、Accessibilityが共に99まで上昇しています。またSEOは78のスコアから若干下がっているものの、ページ総数が41から58ページに増加している中でほぼ変わらない76というスコアを記録しています。

この結果からすると、ネモフィラのサイトが検索エンジンに表示される回数は増えそうですよね。
それでは同じ期間において、自然検索で表示された回数の結果も見ていきましょう。果たしてその結果は?

■自然検索での表示回数の推移について

GA4ではオーガニック検索(自然検索)の表示回数を確認することができます。これは自然検索をした際に、いつ、どのような検索ワードで対象のホームページが表示されたかを計測できます。今回はネモフィラのコーポレートサイトが表示された回数をグラフ化した結果、以下のようになりました。

表示回数のグラフ:2023年8月4607回、2024年4月25620回

■実際に表示されている回数は増えているのか?

グラフからも明らかなように、上昇傾向にありますが、特に昨年の8月と今年の4月を比べると4月の556%の数値という驚異的な結果になりました。
広告流入もありますが、SEO改善した効果か、自然流入も一気に増えた結果となりました。

■ウェブアクセシビリティへの取り組みはSEO対策に繋がる

今回、ウェブアクセシビリティの改善状況と自然検索で表示された回数を数値化し、その変化を確認することによって、ウェブアクセシビリティ対応がSEO対策に繋がるのではないかを検証しました。

冒頭の記事で紹介したとおり、ウェブサイトのユーザビリティの改善はSEO評価項目の一つであり、ウェブアクセシビリティへの対応と重なる部分があります。

つまりSEO対策にもなるウェブアクセシビリティ対応は一石二鳥と言えるでしょう。これからウェブアクセシビリティ対応してみませんか?
ネモフィラは自動検証ツールISSOやWebアクセシビリティ診断サービスを提供しております。ご質問も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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