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Webアクセシビリティ対応は一挙両得ならぬ、一挙三得

ポジティップスの更新担当、ネモフィラ社員Mです。
株式会社ネモフィラが新しくアクセシビリティ診断サービスを提供しました。

その宣伝を兼ねて…

アクセシビリティ対応はメリットしかない

を話したいと思います。

POINT1 ウェブアクセシビリティには428万人以上の潜在ニーズがある

意外に思うかもしれませんが障がいのある方のWeb利用率はとても高いです。
調査によると53%の障がいのある方がインターネットを利用しています、この数字より実際にはもっと多くの方が利用されていると考えられます。
引用:障がいのある方々のインターネット等の利用に関する調査研究

428万人の顧客、ユーザーを比較的、低コストの改修で取り込めます。
そして少子高齢化が進む日本でこの数字は減ることはなく増える一方…
これだけでもアクセシビリティは取り込む価値のあるものだとわかってもらえると思います。

POINT2 アクセシビリティはSDGs

広まりつつあるSDGs、世界を変えるための17の目標、
実に国内企業の50%ほどはSDGsに取り組んでいるという話があります。
その中の
“誰一人取り残さない”
理念にアクセシビリティは合致します。

現にデジタル庁では「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を実現と謳っています。
つまり、アクセシビリティに取り組みことは障がい者対応でもありSDGsにもなるということです。

POINT3 アクセシビリティはSEO対策になる

アクセシビリティはSEO対策にもなります。
SEOにはユーザビリティという評価項目があるからです。
このユーザビリティはサイトの使いやすさを評価する項目なんですが、
そもそもユーザビリティはアクセシビリティ対策できているのは前提で、もうちょっと詳しくみる。
という感じです。
もちろんユーザビリティ“だけ”がよくなったからgoogleの検索エンジンのサイトの評価が上がりサイトの表示順位が劇的によくなる!
…なんて、そこまで単純なものではないのですが、
サイトのユーザビリティはれっきとしたSEO評価項目であり重要な項目であるのは確かです。

ユーザビリティはアクセシビリティと一緒にできる項目なんで、
ついでにできるんだからユーザビリティとアクセシビリティやってしまおう。
そうすれば健常者のユーザーも使いやすくなるし、障がいのあるお客様も見やすくなる、検索エンジンの機械の目を通してもサイトは見やすくなるからサイトの評価にもつながる。
ここまで言えばアクセシビリティ対応はメリットしか生まないと言っている意味がわかると思います。

最後に

アクセシビリティの取り組みにメリットを感じない
この声は実際よく聞きます。
アクセシビリティはその理念から高齢者や障がい者対応であり単純な社会奉仕と感じてしまい、興味はあるがわざわざコストをかけてまでやる必要性はないと考えてしまうのだと思います。

なので、今回は、
いかにアクセシビリティ対応はメリットしか生まないのか。
企業が取り組むべき価値のあるものかをお話させていただきました。

アクセシビリティ対応に取り組むべきか考えている企業様、個人様にとって、
この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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