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誰もがインターネットを駆使する時代-高齢者とインターネットの今-

こんにちは!ネモフィラ社員Hです。
以前の記事(インターネットが普及した現代社会に求められるバリアフリー)で、
“インターネット上、とりわけウェブサイトにおいても情報のバリアフリーの一環としてウェブアクセシビリティといった、高齢者や障がいのある人々が閲覧しやすいサイト制作が求められている”とお伝えしました。

 
でも、こんな疑問が浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか?
“高齢者の方ってどれくらいスマートフォンを所持しているの?”
“所持していても実際にインターネットを利用しているの? ”

そのため、今回は年齢別にインターネット利用状況について調べてみました。

■インターネット利用状況(年齢)

インターネット個人の利用状況
参考:総務省 令和4年通信利用動向調査の結果(令和5年5月29日発表)

グラフを見ると60代はインターネットの利用状況は80%を超える高い数値で推移、70代も59.4%から65%と急激な伸び率を示していますね。
次にインターネット利用機器について調べてみましょう。

■インターネット見るのに何を使っているのか

年齢別インターネット利用機器の状況
こちらはインターネットを利用する際に何の情報機器を使っているのかを調査した結果です。60代は73.7%、70代は46.9%、と多くの方がスマートフォンを利用しているという結果になりました。
次にシーンどんな用途で情報機器を使うのかを調べてみました。

■どんな用途で情報機器を使用しているのか

情報機器の利用状況
参考:令和5年版高齢社会白書(全体版)

この図はどんな用途でスマートフォンやパソコンといった情報機器を使っているのかを調査しています。
インターネットで情報を集めたり、ショッピングをしたりする割合が大きく上昇し、高齢者のインターネットによる情報収集や、情報機器を利用し友人と連絡をとることなどに対する意識の変化を表すグラフとなっています。

今後もスマートフォンなどを使ってインターネットを利用していく高齢者はますます増加する傾向にあると言えそうです。

■高齢化社会にウェブアクセシビリティは必須

これらの結果から、どんな人にも使いやすいウェブサイトを構築することは、幅広い年代でのユーザー満足度の向上に繋がり、企業のイメージアップや売上アップにも繋がると言えるのではないでしょうか。

今後、インターネットを利用する方が年代問わず増えていくにつれて、ウェブアクセシビリティに対応する場面も増加すると見られます。

ネモフィラは企業様のサイトにおけるウェブアクセシビリティ診断サービスを提供しております。ご質問も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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