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【緊急企画 Vol.1】1都6県の公式サイトをSEO検証したら見えてきた、ニッポンのWEB業界の未来
みなさんは、ISSO(いっそう)というWEB検証ツールの存在をご存じでしょうか?
ドメイン1つの入力で、構文エラーやらSEOやらアクセシビリティまで検証できてしまう、いわばWEBサイトの多機能検証ツールです。今回はこのツールを使って、1都6県の公式サイトを試しにあれこれ検証してみたのでご報告します。ずばり、にっぽんのWEBサイトの現状に迫ります。
SEO総合ランキング
今回実施したのは、ISSOの「SEO検証機能」を使っての、SEOスコアのチェック。Googleのアップデートでもすっかり話題となっているウェブコアウェブバイタルズ指標もすべて網羅しているので、Googleの検索結果やSEOに興味のある方も是非一緒にチェックしてみましょう。
ISSOの「SEO検証」とは?
以下の検証作業をドメイン1つの入力作業のみで、サイト全ページ分をなんと一括で検証可能です。
・下記8項目をスコアリング
LCP
FID
CLS
Accessibility
BestPractices
Performance
PWA
SEO
・下記2項目のページごとのスコアリングと各項目の詳細内容の確認
CrUX Metricsチェック
SEO Metricsチェック
各都県別スコア
こちらが実際にISSOで検証したスコア結果。(表示はJIS順です)
コンテンツ
- 1 茨城県-PC閲覧時のSEOスコア
- 2 茨城県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 3 栃木県-PC閲覧時のSEOスコア
- 4 栃木県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 5 群馬県-PC閲覧時のSEOスコア
- 6 群馬県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 7 埼玉県-PC閲覧時のSEOスコア
- 8 埼玉県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 9 千葉県-PC閲覧時のSEOスコア
- 10 千葉県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 11 東京都-PC閲覧時のSEOスコア
- 12 東京都-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 13 神奈川県-PC閲覧時のSEOスコア
- 14 神奈川県-Mobile閲覧時のSEOスコア
- 15 LCP(Largest Contentful Paint)って何?
茨城県-PC閲覧時のSEOスコア
茨城県-Mobile閲覧時のSEOスコア
栃木県-PC閲覧時のSEOスコア
栃木県-Mobile閲覧時のSEOスコア
群馬県-PC閲覧時のSEOスコア
群馬県-Mobile閲覧時のSEOスコア
埼玉県-PC閲覧時のSEOスコア
埼玉県-Mobile閲覧時のSEOスコア
千葉県-PC閲覧時のSEOスコア
千葉県-Mobile閲覧時のSEOスコア
東京都-PC閲覧時のSEOスコア
東京都-Mobile閲覧時のSEOスコア
神奈川県-PC閲覧時のSEOスコア
神奈川県-Mobile閲覧時のSEOスコア
1都6県 SEO総合スコア ランキング
というわけで、上述した諸々のスコアを加味した総合スコアランキングの結果はっぴょうー!(浜ちゃん風)
1位)東京 88 さすが
2位)神奈川 78 まあまあ
3位)群馬 76 まあまあ
4位)茨城 76 まあまあ
5位)千葉 74 まあまあ
6位)栃木 68 がんばりましょう
7位)埼玉 66 がんばりましょう
開催中のオリンピック、さらにその後のパラリンピック開催のメンツをかけた東京はさすがに首位を堅持してくれました。その他は、まぁ中学生のテストで言うと、5段階評価で5は取れないけど、3~4といったところでしょうか。
さらに気になったのはモバイルのスコア
SEO検証による各スコアを比較すると気になる点がありました。それはモバイル閲覧時のスコアの開きです。
とくにLCPのスコアについては、1都6県のスコアにもっとも大きな開きがみられました。
LCP(Largest Contentful Paint)って何?
ページ内の最大コンテンツの描画の表示速度を測定する指標です。ブラウザの表示範囲内で、画像や動画など、表示ページで最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間を表しています。LCPタイムはs(秒)で表示され、時間が短いほどUXが優れスコアが高くなります。
数値だけを見ると、モバイルにきちんと対応できてるのは東京のみ?という印象を受けざるを得ない状況です。実際は、東京都のWEBサイトのSEO対策が極端に進んでいるのか、それとも他県が単に遅れをとっているのか・・・。真相は不明ですが、いずれにせよユーザーの使い勝手を考えると、今後のスコアの向上にぜひ期待したいところですね。
モバイルLCPスコアランキング
1位)東京 84 さすが
2位)神奈川 29 要改善
3位)群馬 24 要改善
4位)栃木 14 要改善
5位)茨城 14 要改善
6位)埼玉 8 要改善
7位)千葉 4 要改善
まとめ
いかがでしたでしょうか?
都道府県のWEBサイトって、日本国内のどれを見てもページボリュームやサイト構成に大きな差異はないように思えます。(ちなみに1都6県のWEBサイトでもっともボリュームが多かったのは東京都の1974ページ。逆にもっともボリュームが少なかったのは神奈川県の1258ページでした。2021年7月末現在)
しかし、こうした検証を行い、ツールが弾き出す客観的な数字を比較してみると、そこには思いもよらない差異が生じていたりするのです。とくに、庶民の生活にすっかり馴染んでいるモバイル端末ですが、まだまだその受け皿であるWEBサイト側には大きな伸びしろがあるようです。
みなさんもぜひ、気になるWEBサイトを一度検証してみてはいかがですか?見た目だけでは気づかなかった「思わぬビジネスチャンス」を発見できるかも知れません。
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