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所変われど、広告の話。だから僕は宮古島でWEB屋になった。

池間大橋

今日はこちらをお届けしよう。

Positips編集部の離島担当Nがお届けする、僕が離島でWEB屋になった理由。

忘れもしない2004年

初めて宮古島を観光で訪れた時だった。
何もわからない自分は、地元の人に薦められるまま、とあるBARに入った。

そこで、マスターの薦める地元宮古島に酒造を持つ「千代泉」という泡盛を水割りで頂いた。
たまたま訪れた宮古島だったが、空気と水があったのか、酒はすすみ、ほろ酔いになった頃だった。

カランコロン♪ 店の扉が開くと、それはそれは不愛想な年配の男性が入店。
すると、自分の目の前に置かれていたボトルをみるやいなや、

お、いい酒呑んでるな

と語りかけながら、他の席が空いているにも関わらず、僕のとなりにドカっ!と腰かけてこう続けた。

「あんた、どこからが?」(きみはどこから来たんだい?)

マスターはニコニコしながら僕らの会話を聞いていた。

「あんた、その酒、うまいか?」
「あ、はい、美味しいです!」

そう答えるとその先輩は嬉しそうにあれこれとつまみを頼んでは「これも食べれ」と自分の前においてくれた。
どうでもいい話から宮古島のことなどいろいろ盛り上がっていると、なんとこの方、僕が飲んでいた千代泉酒造の社長だということがわかった。

そして、何かの拍子で仕事の話になったとき、社長の表情が変わった。

泡盛のあるカウンター

それじゃぁ、あんた、広告とかインターネットに詳しいのか?

その後、社長は長いこと語りだした。

論点は以下だ。
・会社の商品(泡盛)を宣伝するために沖縄本島内向けにTVCMを打っている
・が、自社のTVCMをみたことがない
・沖縄本島の大手広告代理店に任せてある
・自社の広告を見てみたい
・けど代理店側が見せてくれない
・TVCMはそういうものだと言われたけど、本当にそうなのか?
・インターネットで全国に宣伝してみたいと思ってる
・けど「ネット広告は、あんたんとこの予算じゃ無理」と代理店から言われた。本当にそうなのか?

話を聞いてて、すっかり酔いが冷めたのを覚えている。

当時の自分は、某ネットメディアの広告営業として大手総合代理店を担当しつつ、ネット専業の広告会社も掛け持ちで複数担当していた。TVCMを中心としたマス広告とネット広告の連動効果検証に嫌というほど付き合わされる一方で、地方の中小企業が数十万円から打てるエリアターゲティング向けのネット広告商品の開発にも携わり販売強化している最中だった。

そんな中、この宮古島の泡盛メーカー社長の話を聞いて、血が湧きたつ想いだった。

宮古島のハイビスカス

同じ日本で、ここまで情報格差があるのかと

狭い東京で、狭い東京の大企業を相手に奮闘して「でかい仕事をしてるぜ」なんて思っていた自分が心底恥ずかしくなったのを覚えている。

その場で社長の話を「そんなことないですよ」と全否定しつつ、酒場のカウンターでフォークソングのライブを聞きながらする話でもないので、「後日、酒抜きで仕事の話をしに行っていいですか!?」と懇願し、「よし、じゃあ明日の15時に会社に来てくれ」と言われた。そう、きっちりアポを取り付けた。その後、意気投合して社長と向かった先の足取りはよく覚えていない。ことにする。

そして翌日。慣れない泡盛にすっかり二日酔いの頭を振り絞って、宮古島の狩俣地区にある社長の酒造へ向かった。
1日に数本しか走らないバスに乗って、約束した時間どおりに酒造にたどり着き、社長を訪ねたのだった。

そして、酒造の社員から衝撃の事実を知らされた。

「えっと、社長は、、、今日はお休みですが、なにか?」

その時、なぜか心に誓ったのだった。

「そうだ。自分が、宮古島でネット広告代理店をやろう!」

その後の紆余曲折はまた次回。

~つづく~

 

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